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フルーツの盛り合わせ

コロナで外出自粛となった頃から、将棋観戦が楽しくて仕方がありません。
将棋という日本の伝統文化への敬意とともに、棋士の方お一人お一人の魅力が輝きます。

今現在、竜王戦というタイトル戦が行われています。
豊島将之竜王と羽生善治9段が7番勝負で対局します。

対局を観戦していると、対局中に棋士の方が召し上がるお食事やおやつについても紹介されます。
様々なものを頼まれる方もいれば、いつも似たものを選ばれる方もいらっしゃいます。

その中で、豊島将之竜王はよくおやつにフルーツの盛り合わせを頼まれます。

フルーツの盛り合わせと聞くと、多くの方は
「フルーツの中でも特に好きなフルーツはあるのかしら」
と思われるのではないでしょうか。
解説者の方も、そして私もそう思いました。

ある解説者が豊島将之竜王に聞いたところ、
「いや、特に好きなフルーツがあるわけではなく、フルーツが好きなのです」
とおっしゃったと話されていました。

なるほど。
とても興味深くそのお話を聴かせていただきました。

りんごも柿も桃もぶどうも梨も洋梨も
スイカもいちごもメロンもパイナップルもおみかんもキューイフルーツも
グレープフルーツもドラゴンフルーツもパッションフルーツも
マンゴもバナナもパパイアも
みんなフルーツです。

そしてここには書ききれないほどのフルーツがあります。

それらすべてを含めてフルーツが好きなのですとおっしゃる視点の高さ。
物事を大きく捉える視点にとても感銘を受けました。

「りんごは好きですが、メロンは好きではありません」
「〇〇は好きですが、〇〇は好きではありません」
ではないのです。

「フルーツが好きなのです」
です。

そんな視点の高さで日々生きられたら、毎日の生活がとても豊かになるのではないでしょうか。

大局観という言葉があります。
ウィキペディアで調べてみると
囲碁将棋チェスなどのボードゲームで、的確な形勢判断を行う能力のこと。
大局観とは、ボードゲームに置いて、部分的なせめぎ合いにとらわれずに、全体の形の良し悪しを見極め、自分が今どの程度有利不利にあるのか、堅く安全策をとるか、勝負に出るかなどの判断を行う能力のことである」
とあります。

大局観を持つ棋士の方たちは、どのように世界を観ているのでしょう。
そして、人生における大局観を身に着けたら、私たちはどのような世界を観ることができるのでしょう。

将棋観戦を通し、たくさんのことを教えていただきます。

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