15Apr
よくお茶の先生から
「姿勢がいいからお点前がとても綺麗です」
と言って頂きます。
小さい頃からよく姿勢がよいと言われました。
なぜ姿勢がよいのか。
もちろんyogaを行なっているからということもありますが
子どもの頃から姿勢に関してはとても厳しくしつけられました。
ちょっとでも前屈みになり文字を書いていると
父がすかさず30cm物差しを持ってきて
「30cm」
とテーブルから目の位置まで物差しを当てます。
よくダイニングテーブルで勉強をみてくれました。
毎日の日課がありました。
①宿題を行なう
②日記を書く
③漢字ドリルを行なう
④計算ドリルを行なう
⑤読解問題を行なう
とてもなつかしいです。
毎日の日課を行なう際、もっとも重視されたのは姿勢だったかもしれません。
「えりちゃん、姿勢!」
いつしか姿勢がよいということは私の中で当たり前となり
姿勢がよいという状態こそが私にとっての
とても心地よいコンフォートゾーンとなっているようです。
姿勢がよいと内蔵にも負担がかからず、健康にもよいと大人になってから教えて頂きました。
姿勢がよいと見た目も若く見えるようです。
姿勢がよいということで思い出す方がいます。
成瀬悟策先生です。
成瀬悟策先生は医学博士であり、臨床心理士であり、
臨床動作法を創始され、九州大学名誉教授でいらっしゃり、
日本催眠医学心理学会理事長でもいらっしゃいます。
3年程前に日本心理臨床学会でご講演をされた際の
立ち姿の美しさ。
その美しさに圧倒されました。
成瀬悟策先生は1924年生まれ
すなわち、今年92歳です。
90代であり、その立っている際の姿勢の美しさ。
凛と立ち、ピンと立ち、ぶれがありません。
たんに姿勢がよいというだけではなく
見るものを圧倒する何かがありました。
姿勢正しくいることは若さの秘訣だと感じました。
姿勢を正すだけで人生は大きく変わることでしょう。
姿勢を正すだけで自信がみなぎることでしょう。
何か物事を変えてみたい方
姿勢を正してみてはいかがでしょう。
姿勢を正すことは今すぐ出来ます。
年齢を超え、とても美しく、見るものを圧巻する
成瀬悟策先生。
みなさまもどなたか美しいロールモデルがいると
姿勢が美しくなるかもしれません。
いつまでも元気はつらつ、若々しく
見るものを圧倒する存在感を身につけられるかもしれません。