20Jul
元米国オリンピック代表水泳チーム監督マーク・シューベルト氏。
昨年12月に来日をされ、一般財団法人BWFインターナショナル主催のイベントでも講演をして下さいました。
その時のご縁から、マーク・シューベルト氏がコーチをされているスイミングスクールを見学させて頂く機会を頂きました。
実際にプールサイドで若い子どもたちを指導されるマーク。
プールサイドに立ち続けるマークの姿に、とても深く心打たれ、気づけば涙が出ていました。
マークの後ろ姿から、マークの立ち姿から、マークの発する一つ一つの言葉から、とてつもない「なにか」を感じずにはいられませんでした。
「なにか」
そこにはあらゆるものが詰まっています。
高いエフィカシー、相手をどこまでも想いやる想いやり、情熱、信念、自信、ゆるぎなさ、深い慈悲。
本当にこの仕事が好きで好きで仕方がないという思いが、
マークと一緒にいるだけでひしひしと伝わってきます。
「ああ、この方は、本当に子どもたち一人一人を、そしてこの仕事を、心から愛していらっしゃる」
そんな思いにふれ涙が止まらなくなりました。
みなさんはどれほどご自身の行っている仕事を愛していらっしゃるでしょう。
どれほどご縁がありともにいる人を愛していらっしゃるでしょう。
1度限りの人生です。
どうせ生きるなら、とことん情熱を注げることに邁進して生きてみる。
そんな生き方は、とても魅力的な生き方であると痛烈に感じます。
マークの後ろ姿を全身全霊で感じながら、様々な言葉が浮かびました。
「信じる、信じ続ける」
そんな言葉も浮かんだ言葉の1つです。
どこまでも信じ、信じ続けてくれる人がいることで、私たちは最高のパフォーマンスを発揮することが出来ます。
実際、マークはマイケル・フェルプスという北京オリンピックで前人未到の8冠王を記録した選手をはじめ、
計26人のオリンピック選手を育てました。
そして、オリンピックで獲得した金メダルの数は29個、世界新記録は50、全米新記録は300だそうです。
指導者としての最高のロールモデルであるマーク・シューベルト氏。
マールから教えて頂くことは、たくさんあります。