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病気をよくするためにできること

<臨床心理士だからこそ出来ること>

プロコーチであり、臨床心理士である上杉さんだからこそ出来ることがあり、たくさんの臨床経験を持っている上杉さんにしか出来ないことがあるのですと言われる機会がここ最近続けてありました。

そうなのかなと思っていると、それから病気などで困られている方からのご相談も自然と増えてきました。

<がん患者さんのご家族>

今日はがん患者さんのご家族のお話を聴きました。

大切なご家族のことを心配し、あまり眠れていないご様子でした。

肩を落とされ伏し目がち、今にも泣きそうなご様子でした。

<がんを克服された元祖コーチの奥様ダイアン・タイスさん>

数年前、どうしても元祖コーチであるルー・タイス氏の奥様、ダイアン・タイスさんに会いたくて会いにゆきました。

ダイアン・タイスさんは、50歳の時にがんを患い克服し、80歳を超えた今もなお、お元気にご活躍されていらっしゃる方です。

ダイアンさんが最新の認知科学に基づくコーチング理論を実践し、がんを克服されたエピソードは、ルー・タイスさんのお話の中でよく紹介されます。

実際にダイアンさんががんに打ち克つために実践されたことは、がんをはじめとする様々な病と闘う方にとって、とても参考になります。

<ダイアンさんが実践されたこと>

ダイアンさんはがんを克服するために様々なことを行ったと言われています。

中でも、がんを克服するためにとても重要なことは言葉(セルフトーク)をコントロールすることだと言われます。

セルフトークとは、自分で自分に話しかける言葉のことです。

最新の認知科学に基づく脳と心の知見からすると、目の前の現実は、私たちが自分で自分に話しかける言葉の通りになることが明らかになっているため、徹底的に自分で自分に話しかける言葉をコントロールする必要があるのです。

「もうだめなのではないか」

「きっとよくならないだろう」

「このままどんどん悪くなるのではないか」

「痛くなったらどうしよう」

「転移したらどうしよう」

ダイアンさんは闘病中、ネガティブな言葉や起こって欲しくない状態を表す言葉は徹底的に排除したと言われています。

ご自身がご自分の言葉をコントロールするだけではなく、周囲の人たちも徹底的に言葉をコントロールし、望む未来を表す言葉だけで生活を埋めつくしました。

言葉を徹底的にコントロールし、望む未来を表す言葉だけで生きることは本当に大切なことです。

何気なく発したり、思い描く言葉を徹底的にポジティブなものとすることは、病気を克服する上でとても重要であり、どなたにでも出来ます。

言葉をコントロールすることについてより詳しく知りたい方は、以下の本をご参照下さい。

「アファメーション」ルー・タイス著、苫米地英人監修(フォレスト出版、2011)

病気を克服するために出来ることはたくさんあります。

最新の認知科学に基づくコーチングもそのひとつです。

大切な生命、何が何でもぜひよい方向へと向けて下さい。

 

 

 

 

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