14Oct
先日ある方とお話をしていて、「絵理香さんはお料理が好きなのですね」と言われました。
思わず「はい!」と答えている私がいました。
しかし、ふと思ったのです。
決してお料理が好きなのではない、お料理をすることで誰かがよろこんでくれる、誰かがよろこんでくれることが好きなのだと。
お料理をすることで何かが生じます。
生じたものを誰かが食べてくれます。
食べたものが美味しければ美味しい!と言ってよろこんでくれます。
時にあまり美味しくなかったとしても、それはそれで受け止めてくれます。
そんなやり取りが好きで私はお料理をするのだと改めて気づきます。
食べてくれる人がいなければ、お料理をすることもそれほど魅力的なことではなくなります。
逆に、お料理でなくとも、誰かがよろこんでくれることがうれしくて、誰かの何かのお役に立てることがうれしくて、私は様々な行動をしているのだと思います。
人は自分のためには生きられないけれど、誰かのためになら生きられる存在であるように感じます。
他者と自分。
周りに誰かがいてくれることの尊さ、ありがたさ。
周りに誰かがいてくれるということは、とても当たり前のことのように思われますがその当たり前を心より感謝できたなら人生はより豊かになるのではないでしょうか。
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