24Sep
<母のお料理>
母は、とてもお料理が上手です。
いつも、心を込めていろいろなものを作ってくれました。
お食事は、単に食べ物を食べているのではなく、愛をいただいているのだと、
幼い頃より感じながら育ってきました。
<お家でのお食事>
家族はみな、お家に帰って母の作ってくれるご飯を食べるのがとても好きでした。
父も、弟も、妹も、私も、今でも母の作ってくれるお食事をいただくと、
ほっとするのだと思います。
<味の変化>
実家に帰り、母の作ってくれたお食事をいただきました。
父からリクエストがあったという肉豆腐やととろご飯、
アスパラガスの牛肉巻きやひじきの煮物、焼き茄子などが食卓へ並びます。
どれもとても美味しいです。
そして、微妙な味付けの変化もわかります。
「お母さん、これお砂糖を使っている?」
「うん、使っている。最近は少しお砂糖も使うようになったのよ」
「そうだよね。わかるね。こくがあって美味しいね」
以前は母は、父からの要望もあり、お料理にお砂糖はほとんど使いませんでした。
「お砂糖は使わずにみりんで甘みやうまみを出す」
なんとなく無意識のうちに受け継いできた味の付け方でした。
これからは、私もお料理にお砂糖も使ってみようと思います。