23Oct
<パワーアップハイスクール講演会>
10月21日(月)に東京都立稔ケ丘高等学校でパワーアップハイスクール講演会が行われました。
田島大輔さんが講師を務め、「パフォーマンスを高めるための「脳と心」の使い方」という内容で高校生に認知科学に基づく「脳と心」について紹介されました。
<パワーアップハイスクールとは>
パワーアップハイスクールとは、オリンピックへ向けての東京都の取り組みの一つです。
東京都ではオリンピック2020大会に向け、開催都市にふさわしい、運動・スポーツに親しむ元気な児童・生徒を育成するために、「アクティブプラン to 2020-総合的な子供の基礎体力向上方策(第3次推進計画)-」に基づき、全校で体力向上に係る目標や、具体的な取組内容を定めた 計画を作成して取り組むなど、子供たち一人一人の基礎体力の向上を図っています。
高等学校では「パワーアップハイスクール」が指定され、運動が苦手な生徒や運動嫌いな生徒の体力向上に向けた具体的な取組を実践するとともに、成果を他校に発信して高校生の体力の底上げを図る事業が行われています。
(参照:東京都教育委員会02-01ビジョンの基本的考え方http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/administration/action_and_budget/action/action_and_budget/files/principal_affairs2018/03_shuyoushisaku_05.pdf)
<前任校の生徒たちへも伝えたい>
今回東京都立稔ケ丘高等学校で講演会をさせて頂いたのは、4月に他のパワーアップハイスクール指定校で講演会を行ったことがきっかけです。
4月の講演会を聴かれた先生が、「ぜひ前任校の生徒たちへもこの話を聴いてもらいたい」という強い想いから実現しました。
<東京都教育庁の方々もご参加>
しかも、今回は東京都教育庁の方々も聴講へいらしていました。
「今後様々な場面で子どもたちの未来のために力を貸してもらえるとありがたいです」とおっしゃっていたことがとても印象に残っています。
<とても勉強熱心な学校の先生>
学校の先生方は日々生徒さんたちのため、ご自身のため、様々な勉強や研修会を重ねていらっしゃいます。
今回講師紹介をして下さった先生は、なんと事前に講師である田島大輔さんの久野和禎さんとの共著である「組織が結果を出す「非常識」でシンプルなしくみ」(開拓社、2017)を購入し読んで下さっていました。
そして、講演終了後生徒さんたちへ書籍を見せながら、「将来社会人になって仕事をする際にもとても参考になる、小説仕立てのとてもわかりやすい本です。これから様々なことがあることでしょう。そういったときのヒントがたくさんつまっている本です。ぜひみなさんも読んでみて下さい」と話されていました。
<「勁い心」と「自立した未来」を育てる>
今回講演会をさせて頂いた高校のホームページには、生徒の「勁い心」と「自立した未来」を育てると記されています。
今回田島大輔さんが話されたことは、まさに生徒さんの「勁い心」と「自立した未来」を育てることにつながるお話でありました。
どんなことがあっても、「脳と心」について深く理解し、望む未来を決めれば誰にでもその未来を実現することができます。
今後ますます今回の講演会のような機会が増えることで、幸せな未来を生きている子どもたちがたくさん増えてゆくことでしょう。