5Feb
走るきっかけを得た私は、他の学校では体育祭のリレーでも走りました。
クラス対抗リレーに教職員チームが参加する学校でのことです。
女性の先生のエントリー希望者が少なく、どうしようかと先生が話していました。
確かに、ベテランの先生方が多く無理にお願いすることはできないご様子でした。
「走りましょうか?」
スクールカウンセラーはリレーでも走りました。
「スクールカウンセラーがリレーで走った」
そのことがお母さんたちの間で話題となり、PTA広報の方が相談室へやってきました。
いろいろとお話をする中で、私がyogaのインストラクターの資格を持っているという話になり、ぜひyogaも盛り込んだ研修会を母親学級でやってほしいという依頼を受けました。
学校でyoga。
はじめはびっくりしましたが、日々忙しくしているお母さんたちの少しでもお役に立てればとの思いでお受けしました。
母親学級で行ったのはyogaの要素も盛り込んだ心身をほぐす研修会です。
呼吸に意識を向けたり、普段動かしていないところを動かしたり、体の声を聴いたり、心身を整えるワークをしたり、少しだけレクチャーもしました。
ご持参いただいたヨガマットやバスタオルを図書室に敷きつめ行いました。
参加者の方々にとっては初めて行うことが多かったようです。
一番最後に行ったシャバーサナ(屍のポーズ)では本当に寝ている方が何人もいました。
「こんなにぐっすり寝られたのは久しぶです」
「とてもすっきりしました」
「体って意外とこっているのですね」
「自分のための時間が取れてよかったです」
子どもたちが幸せに生きてゆくためにできること。
それは、大人自身もリラックスしていて、日々幸せであるということでしょう。