21Sep
村上春樹さんの『職業としての小説家』を読みました。
村上春樹さん、一番好きな作家さんです。
新刊が出ると新聞で知り、発売日9月10日を楽しみに待っていました。
手にした新刊はとてもステキなご自身のカバー写真です。
読みたいけれど読むのがもったいなくてと数日カバー写真を眺めながら過ごしました。
いよいよ読書開始です。
あっという間に春樹さんの世界に引き込まれその後はもう何がなんだか分からぬまま夢の中です。
どの回もとてもインプレッシブですが特に第十二回「物語のあるところ・河合隼雄先生の思い出」のページを開いた途端、なぜかなみだが止まらなくなりました。
河合隼雄先生と村上春樹さん。
完全にノックダウンです。
村上春樹さんにとっての河合先生。
このような関係を誰かと築くことが出来たなら、私はきっと私自身のゴールを達成し死んでしまうのではないかと思いました。
読み終わり数日経ちますが未だどこか別の次元にいる感覚です。
こんなに深く人を動かすことが出来るなんて本当にすごいですね。
みなさんはどのようなことに、深く心を動かされるでしょう。
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