20Jun
<清々しい朝の始まり>
勤務先へ向かう途中に建設中のマンションがあります。
その前を通る時、警備員さんとご挨拶します。
「おはようございます」
「おはようございます」
今日は雨の日、なぜかいつもよりも人通りがありました。
人通りがあったため、その方が私とだけではなく、道を通る方おひとりおひとりとご挨拶されていることがわかりました。
思ったよりも雨が激しく靴の中はびしょびしょ、もっと濡れない靴が必要だなと思いながら歩いていた道中、警備員さんとの出会いを通し、清々しい朝がますます素晴らしい朝となりました。
<たくさんの警備員さんたち>
今朝の警備員さんとのやりとりをきっかけに、今まで出会ってきたたくさんの警備員さんたちのお顔が浮かびました。
新入社員として勤務し始めた年、自宅の前に大きな建築現場がありました。
その建築現場を見守っていた警備員さんへ軽く会釈をすると、「いってらっしゃい」と言ってくれるのです。
私が新入社員であることがわかったのだと思います。
警備員さんとご挨拶するのがいつからか朝の習慣となりました。
警備員さんとのやりとりは建築物が建ち上がると自然と終わってしまいます。
ご挨拶もなくお別れとなる出会いに一抹の寂しさを感じながら引っ越してきた先々、たくさんの警備員さんたちとやりとりしてきました。
<人を幸せにするのは人である>
今朝の警備員さんとのやりとりを通し、改めて思ったことがあります。
「人を幸せにするのは人である」
辛いことがあった時、苦しいことがあった時、誰にも言えないことがあった時、人は人とのやりとりを通して幸せになるのだと思っています。
「人を幸せにするのは人である」
どうぞみなさまも、大切な人との出会いを通しいつもいつも幸せでいて下さい。